| 貸倒引当金 |
『貸借対照表・貸方』
売掛金などの債権が回収不能になった場合にそなえて、損失額を前もって見積もり損失に繰り入れ計上する、資産のマイナス勘定です。 |
| 注意 |
売掛金のような債権はいずれ回収されますが、すべての債権が回収されるとは限りません。
そのため年度ごとにあらかじめ貸し倒れによる損失を見込んで費用計上します。
貸倒引当金の設定方法は2種類あり、基本債権の額に繰り入れ率を掛けた金額を設定する方法と、債務者ごとに個別の事情を加味して設定する方法とがあります。
繰り入れ率を掛けて設定する方法は
期末債権の額×繰り入れ率
で求めます。
※繰り入れ率
資本金1億円以上の法人は実績繰り入れ率を用いますが、資本金が1億円以下の法人は、実質繰り入れ率と法定繰り入れ率の選択が可能になります。資本金が1億円以下の場合ほとんどが法定繰り入れ率をを使いますが、繰り入れ率は1000分3〜1000分の13までで、業種によって異なります。
※個別の事情を加味して設定する方法
債権者が長期に渡って債権超過状態で、事業に好転の見通しがないなど、事由に応じて自社の債権額に対する回収不能見込み額を見積もります。更正手続きを開始されている場合、債権の50%を繰り入れることが税法上の繰り入れ限度額となります。 |
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| 仕訳例 |
| 増加仕訳 |
| 『借方』 貸倒引当金繰入 |
『貸方』 貸倒引当金 |
| 減少仕訳 |
『借方』 貸倒引当金
貸倒引当金繰入 |
『貸方』 貸倒引当金戻入
貸倒引当金 |
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| 代表的な仕訳 |
| ・期末に貸倒引当金100000円を計上した。 |
| 『借方』 貸倒引当金繰入 100000 |
『貸方』 貸倒引当金 100000 |
| ・取引先のA社が倒産し、売掛金70000円が回収できなくなった。 |
| 『借方』 貸倒損失 70000 |
『貸方』 売掛金 70000 |
| ・期末に前期計上した貸倒引当金を戻し入れ、改めて200000円計上した。 |
『借方』 貸倒引当金 100000
貸倒引当金繰入 200000 |
『貸方』 貸倒引当金戻入 100000
貸倒引当金 200000 |
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