| 借地権 |
『貸借対照表・借方』
他人の土地を借りて建物を建てたり、利用させてもらう権利のことです。
※借地権に入る物
土地賃借権 地上権 借地権更新料 仲介料 建物取り壊し費用 |
| 注意 |
借地権を設定する際に、権利金として土地の時価に対して50%前後の金額を支払う地域があります。借地権を設定することによって土地の所有者はその土地を利用できなくなってしまうことから、多額の権利金の授受が行われます。しかし、契約期間が満了すれば返還してもらえる場合があります。
※更新料の支払い
借地権は非減価償却資産なので毎年の減価償却は行いません。しかし、借地権契約で更新時に更新料を支払う場合、更新料の一部を権利金として処理する一方、今までの帳簿上の借地権の金額を一部償却することが必要になってきます。これは更新によって利用期間が延びる一方、更新料の費用計上を認めていると言えます。
借地権償却費の金額=
更新直前における借地権の帳簿価格×(更新料の金額÷更新時の借地権の時価)
※権利金の返還
借地契約によっては、土地を返す際に権利金が返還される場合と、土地を無償で返す場合があります。土地を無償で返す場合にその旨が契約書に記載されていて、税務署へ無償返還の届出がなされている場合は、権利金の授受がなくても権利金が贈与されたものとはみなされず、課税が生じることもありませんが、相当の地代が支払われていない場合には実際の地代と相当の地代の差額分を少なく受け取ったとして、その分は寄付がなされたとみなされます。 |
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| 仕訳例 |
| 増加仕訳 |
| 土地を借地する契約を結び、権利金は小切手で支払った |
| 『借方』 借地権 |
『貸方』 当座預金 |
貸方に入ることのある勘定科目は
現金 預金 支払手形 未払金 借入金 |
| 減少仕訳 |
| 借地権を売却し、小切手を受け取った |
| 『借方』 現金 |
『貸方』 借地権 |
借方に入ることのある勘定科目は
現金 預金 未収入金 借地権償却費 |
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| 代表的な仕訳 |
| ・借地権契約を結ぶことになり、権利金10000000絵と仲介手数料300000は小切手を振り出した。 |
| 『借方』 借地権 10300000 |
『貸方』 当座預金 10300000 |
| ・借地権契約について期限がきたので更新料5000000円を小切手で支払い更新を行った。借地権の帳簿価格は8000000円で更新時の時価は20000000円である。 |
『借方』 借地権 5000000
借地権償却費 2000000 |
『貸方』 当座預金 5000000
借地権 2000000 |
| ・上記借地権を借地上の建物(帳簿価格8000000円)と共に25000000円で売却し、代金は普通預金口座に入金された。 |
| 『借方』 普通預金 25000000 |
『貸方』 借地権 13300000
建物 8000000
固定資産売却益 3700000 |
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