| 支払保険料 |
『損益計算書の・借方』
損害保険の保険料などの掛け金部分を処理する勘定科目です。そのため保険金とは区別されます。 |
| 注意 |
事業をしているとさまざまなリスクにさらされます。
・商品を発送する際に商品が破損。
・保管中に台風や出水などの災害によって水びたしになる。
・店舗などの建物が火災にあったり、地震で倒壊する。
・取引先が倒産する。
・営業用の車やバイクが交通事故に巻き込まれたり、自身が事故を起こす。
・商品や備品が盗難にあう。
などがリスクとしてあげられます。
これらの事業に関連するさまざまなリスクに備えるため、事業主が保険料を支払っている場合、保険料はすべて必要経費となります。
※中小企業倒産防止共済の掛け金
中小企業基盤整備機構が運営している公的共済で、取引先の倒産などに備えるものです。全部損害保険料として必要経費になります。
※小規模企業共済の掛け金
個人事業主などが事業を廃業した場合などに支払われる事業主の退職金とも言える性質のものです。中小企業基盤整備機構が運営していますが、必要経費ではなく、事業主個人の所得控除の対象になります。
※事業主の自宅にかけている保険料
事業主が自宅部分にかけている損害保険料は、必要経費とすることはできません。なお、自宅と事務所、店舗などを兼ねているという場合には、別々に損害保険料を負担するのがすっきりしますが、それが難しい時には面積比なでで按分した額を必要経費として算入することができます。
※前払いした損害保険料
期末に1年以内の保険料を前払いした時には、本来は前払金として処理しますが、継続して行うという時は、その期の必要経費にすることができます。ただし、保険会社と支払い条件の変更手続きをしておきます。
※商品や資産を取得する際にかけた保険料
商品や精密機械を購入した時に、輸送中のリスクに備えるため保険をかけたい時は、仕入価格や減価償却資産の取得価格に含めます。 |
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| 仕訳例 |
| 増加仕訳 |
| 工場の火災保険料1年分200000円を小切手で支払った。 |
| 『借方』 保険料 |
『貸方』 当座預金 |
貸方に入ることのある勘定科目は
現金 預金 未払金など |
| 減少仕訳 |
| 翌期 分の支払保険料を前払費用に振り替えた。 |
| 『借方』 前払費用 |
『貸方』 支払保険料 |
借方にはいることのある勘定科目は
現金 預金 前払費用 保険積立金 未払金など |
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| 代表的な仕訳 |
| ・従業員を対象とした定期保険の保険料250000円を普通預金から支払った。なお、死亡保険の受取人は膾炙である。 |
| 『借方』 支払保険料 250000 |
『貸方』 普通預金 250000 |
| ・従業員全員を対象にした養老保険に加入し、保険料500000円を普通預金から支払ったが全額を支払保険料で処理した。なお、死亡保険金の受取人は従業員の遺族であり、生存保険金の受取人は会社である。 |
| 『借方』 保険積立金 250000 |
『貸方』 支払保険料 250000 |
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