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修繕費
『損益計算書の・借方』
建物や機械、工具器具備品などの有形固定資産を維持管理するために支出する費用を処理する勘定科目です。
注意
機械や建物、自動車などは使っているうちに傷んだりしてくるものです。そのままにしておくと安全性に問題が出たり、資産の寿命を縮めることになります。性能を維持するためには保守点検や修理が欠かせません。
修繕費とは固定資産の修理などにかかる費用をいい、コピー機の定期メンテナンス、営業用車の定期点検、部品交換、壁のクロスの張替えや塗装など、幅広い支出にあてはまります。ただし金額が20万円以上するもので、3年を越えて不定期に行われるものについては、資本的支出となる場合があるので注意してください。
資本的支出
修繕費とまぎらわしい項目ですが、比較的大規模な修理であったり資産のもともとの価値を高めるための支出は資本的支出となります。例えばエレベーターを取り付けた、外階段を新たに取り付けた、耐震工事を行ったなどの場合が考えられます。
資本的支出となった場合には、修繕のために支払った金額であっても、固定資産と同様、減価償却をすることになります。
資本的支出か、修繕費かの判断は難しいのですが、金額が60万円未満、あるいは取得価格の10%以下であれば、修繕費としても問題はありません。
仕訳
増加仕訳
建物の壁の補修費用を普通預金口座から振り替えて支払った。
『借方』    修繕費金 『貸方』    普通預金
貸方に入ることのある勘定科目は
現金 預金 未払金など
減少仕訳
修繕費で処理していた建物改修工事は資本的支出にあたることが判明したので、振替処理をした。
『借方』    建物 『貸方』     修繕費
借方にはいることのある勘定科目は
現金 預金 各種有形固定資産など
代表的な仕訳
・建物の外壁工事費用として20000000円(前期末帳簿価格180000000円)を普通預金口座から振り込んだ。なお、資本的支出ら修繕費かの区別はできなかった。
『借方』 修繕費 6000000
     建物 14000000
『貸方』  普通預金 20000000
・工場のシャッターが故障したため取替え工事を行い、現金で650000円を支払った。なお今までと機能的な違いはない。
『借方』 修繕費 650000 『貸方』 現金 650000
・地震に備え建物の耐震補強工事を行い、普通預金口座から3500000円を支払った。
『借方』 建物 3500000 『貸方』 現金 350000
・機械の修繕代として2500000円を修繕費で処理していたが、これは耐用年数の延長につながる支出だったことが判明し、機械装置勘定へ振替処理を行った。
『借方』 機械装置 2500000 『貸方』 修繕費 2500000
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